ふすま -張替え-

襖(ふすま)の張替え・修理工程

①お客様のふすまを引き取りに伺う

ご自宅にお伺いし、張替するふすまをお預かりし、寸法やクセ・ゆがみを確認します。
仕上り後の立付に影響する大事な作業です。

サイズを測る

 

②ふち・引手の取り外し。

修理をする箇所によってかわりますが、まずふち・引手を取り外します。
取り外すことによって、ふきをキレイに磨いたり、引手の交換が可能になります。 

引手フチ取り外し

 

③現在張ってある紙をはがす。

新しいふすま紙を張るにあたって、修理前の破けていたり、古くなった紙をキレイにはがすことが大事になってきます。ここでキレイにはがせていないと、新しい紙もキレイに張ることができません。

張地を作る

 

④調整が必要な場合は張り地を削ったり、打ち木をして建付けの調整。

お預かりに時に測った寸法をもとに、バランスをきっちりと調整し隙間ができないようにします。
ここでの調整は完成時に見えることはありませんが、長く使っていただくにはきっちりとした大事な調整になります。 

様々な調整

 

⑤下張りをし本紙を張る。 ふち・引手の取付。

修理前の紙をはがした後、調整とともにきっちりと磨き、新しい下地を張り、本紙を張ります。
調整したふちを付け、引手をつけ完成となります。 

取り付け

 

⑥納品。 最終的に動き・建付けを確認。調整。

完成後、お届けいたします。重いものを持つのが苦手なお客様のためにも、設置まで行います。
ここで最終調整を行い、 設置前にシリコンやロウを敷居に塗りスムーズな開閉ができるようにいたします。

完成品の設置

 

こんな時は張替えで十分な事が多いです。

破れやしみによるもの。(中の組木は傷んでない場合)

しみ対策をしたい。(しみ対策用の紙に張り替えます。)

※戸襖だと中のベニヤのアクが表面に染み出てくる事があります。
当店ではベニヤ板の下地にふすま紙を張る場合には、必ずアク止めを塗って施工いたします。
これによってアクのしみが出て来にくくなります。

表面強化紙

破れにくく、傷が付きにくいふすま紙です。 汚れ防止の機能を備えており、汚れをふき取ることが出来るのでペットがいらっしゃるご家庭に最適です。

光触媒紙

空気中に浮遊するホルムアルデヒド、たばこの主成分であるアセトアルデヒドを吸着し、紫外線が当たると分解してくれるふすま紙です。
臭いの除去や抗菌効果をもたらし、室内の空気をきれいにします。

ふすま張替え 価格

価格表 並品 中級品 上級品 高級品
押入 3,500円 4,500円 6,000円 8,000円~
間境 4,000円 5,500円 7,500円 10,000円~
天袋 2,100円 2,700円 3,600円 4,800円~
引手取替 200円~/1個
ふち取替 3,500円~/1枚分

※価格は税別表記です。材料費・施工費・配達料すべて含まれております。

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